●別々の親球の間の磁気リコネクションによる磁気フィラメント

最後にNASAの撮影した動画をご覧いただきたい。実はこの動画はプロミネンスではないかもしれない。動画の解説には磁気フィラメントとあり、プロミネンスとは書いてない。太陽表面現象にはいろいろな種類があるようだ。

NASA | Canyon of Fire on the Sun

プラズマガスが空中に放出されたあと、太陽表面に火の谷 Canyon of Fire が拡がってゆく。火の谷はシグモイド型でふたつある。当初完全に重なっているようだが、時間とともに徐々に2本のシグモイドが離れてゆく。
この磁気フィラメント放出の原理は地球の気象現象のダウンバーストみたいなものかもしれない。太陽表面2軌道の交差点で、両軌道の親球が重なると仮定する。ただしその前にそれぞれの親球の表面2軌道が重なり、それぞれの親球が頭頂部に子球対によるシグモイド型のコロナループを生成していると考える。その状態でふたつの親球のシグモイド型コロナループがぴったり重なって磁気リコネクションを起こすとする。実際に磁気リコネクションを起こすのはシグモイド型子球対の表面軌道にある孫球対列だ。個々の孫球対は励起しており、その内管の中心点でプラズモイドのような磁気リコネクションが起きると考える。その結果個々の孫球対から上空へ向けてひ孫球対が噴出する。それによってシグモイド型のコロナループに重なっていたプラズマガスが空中に吹き飛ばされ、磁気フィラメントの噴出となるのだろう。

その後時間がたつと、重なっていたふたつの親球はそれぞれ地球表面軌道に沿って移動するので徐々に離れ始める。したがってふたつのシグモイド型コロナループも徐々に離れ始める。離れるにつれ、シグモイドの間に磁力線らしきループが発生する。先ほどの磁気リコネクションを実際に起こしたのは孫球対列だが、それを引き離してふたつの孫球列にするようなものだから、逆極性の孫球と孫球との間に磁力線が発生するのだろう。



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