●親球表面2軌道がぴったり重なって発生したフレア

アメリカの太陽観測衛星TRACEが極紫外線で撮影したフレアの画像を再度ご覧いただきたい。親球表面2軌道がぴったりと重なって子球列が磁気リコネクションを起こしたと思われる。球面らせん軌道を移動する4次元超球面の3次元断面としてシミュレーションしてみた。この軌道の形を立体正弦曲線と私は呼ぶ。観測画像を詳しく見ると、立体正弦曲線の表面には市松模様が見られる。このフレアでは孫球が極性を周期的に変化させながら子球表面軌道を移動している。その子球も親球表面軌道を移動している。結果的に親球表面軌道は市松模様になると考えられる。

新潟大学集中講義 プラズマ物理学:TRACEの見たフレア (極紫外線:100万度)
極紫外線フレア   極紫外線フレア



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