宇宙人バシャールが教えるフリーエネルギー装置が、阪大・信大グループの発見した「多重共鳴」原理により実現可能となった(5)
女王の間間取り図

 私は、黄金らせんが女王の間の共鳴構造に実際に使われたと考える。そのために女王の間を移動可能な仕切り壁で区切り、立方体の小部屋を4つこしらえて黄金らせん状に配置したと推測する。小部屋と小部屋を区切る仕切り壁には小さなホーン状の穴が開けられ、音の波動を次の小部屋へ伝えただろう。この構造により、4つの小部屋自体もヘルムホルツ共振器となる。黄金比を保ちながら順々に小さくなる立方体の4つの小部屋は、最初に女王の間の入口から始まり、最後に「持ち出し構造」のアーチの前で終わる。そしてアーチ内に置かれたであろう別の共鳴装置、すなわちヘルムホルツ共振器群へその役割を引き渡す。

 4つの小部屋とアーチ内のヘルムホルツ共振器は、すべてが黄金比の音程を保ちながら和音を鳴り響かせただろう。その様子をたとえるなら、山伏の吹き鳴らすほら貝である。ほら貝は自然界に見られるフラクタル構造のわかりやすい例だ。この共鳴音が何かの儀式に使われたかどうかはともかく、女王の間の使用法のひとつはこのような音響共鳴であったと考える。



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