●タンパク質の音楽の私の実験例

 試しに私も自分で作成したタンパク質の音楽を発酵食品に使ってみた。対象食品は甘酒である。甘酒の発酵に使うニホンコウジカビは、味噌や醤油の発酵にも使う菌だ。甘酒で効果が認められれば、味噌や醤油、醸造酒にも応用できると考えた。

 まず普通にもち米を炊飯器で炊いて麹菌と混ぜる。それを市販の温度調節可能なヨーグルトメーカーで発酵させて甘酒を作った。2個の装置を用意し、片方には6時間の発酵時間中ずっとニホンコウジカビの音楽を聴かせた。

 結果は、まったり感に違いが出たと感じられた。音楽を聴かせたほうが、後味を引くような濃厚さを感じた。タンパク質の音楽の冒頭部分の30秒ほどを6時間繰り返しても多少効果が感じられた。対照実験としてロック音楽を聴かせた場合は、味に違いを感じられなかった。

 次にヨーグルトの発酵を試してみたが、結果は音楽を聴かせないのと変わらなかった。ヨーグルトは多種多様なタンパク質を含む。インターネット上のデータベースには膨大な種類のタンパク質が登録されている。いったいどのタンパク質を音楽にして聴かせれば効果的なのか見当がつかない。同時にすべてを実験するのは不可能だ。研究の余地は大いにある。

 また、医療方面の応用だが、意外に適当な例が思い浮かばない。市販の薬の代替になるかと言えば、そうでもなさそうだ。即効性を持つ薬は、タンパク質以外の成分を含むことが多いのだ。むしろ地道な体質改善などの方が原理的に応用可能に思える。各臓器や骨ごとに健康体の音楽を作曲して聴くなどの応用が可能な気がする。タンパク質の音楽が有効な症状を探すには医学や生化学の知識が必須になる。私にはそういった知識がない。

 当然だが、こういった実験をする際にはすべて自己責任であることを肝に銘じるようお願いしたい。特に医療方面の応用を試す際には、周囲にも影響を与えかねないので注意をお願いしたい。



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